学祭、無事に終了しました。
サークルにとっては一年のうちの大きなイベントの一つ、そして私にとっては三年間のサークル活動(途中一年留学していたので実質的には二年にも満たないのですが)の集大成の発表会でした。
今回私が踊ったのは全員出演曲+2曲。
ひとつはOBの振り付けによる、美しいスロー。
ひとつは同期の仲間で作り上げた私たちの集大成、そして最後の一曲。
どちらもが自分にとって、珠玉の宝物になりました。
スローの方は、日記でも度々話してきたように、かなり難易度の高いものでした。半年近く踊っていなかった自分の前に突然立ちふさがった壁。メンバーも2年生6人と3年生2人のみで構成され(学祭発表曲の中で1年生のいない曲はこれだけでした)、特に2年生のメンバーはレベルの高い子達ばかりでした。3年生というプレッシャーも少なからずありましたが、何よりも先輩の要求に思うように応えられない悔しさも感じていました。それはメンバー全員の共通した思いだったと私は感じています。スローに求められるのは曲、そして踊りの世界観をいかに表現するかということ。顔の表情、手先の使い方、動きの一つ一つが本当に大切。でも、とても難しいことなのです。練習の度に厳しい言葉を受け続けてきた私たちの間には次第に不思議な連帯感が生まれていきました。決して馴れあうことなく、「いい作品を作りたい」、その想いに忠実であるために。それはとても良い距離感だった。
そして本番、ありったけの想いを込めて踊りました。
打ち上げで振り付けの先輩は「込み上げてくるものがあった」と目に涙を浮かべながら言ってくれました。その言葉ほど嬉しいものはなかったです。この作品に参加させてもらえて本当に良かった。そして、このメンバーと一緒に踊れて本当に良かった。
もうひとつは三年曲。
復帰が遅かった私は、選曲から振り付けまで全て他の同期メンバーに任せっきりでした。復帰してからは、他のメンバーの足を引っ張らないように必死でした。
三年曲には何かしら鬼気迫るものがあったと、今振り返って思います。私たちの中に「これが最後」という想いがあったから。直前まで皆がそれを口に出すことはなかったけれど、全員がそれを知っていた。
私たちの代は特徴としてそれぞれがそれぞれのペースでサークルというものを捉えている節がありました。「楽しく」「無理しない」それがスタンスでしたから。だから、自然と雰囲気はまったりしていた。仲が良いのは周知の事実でした。後輩からも「三年生って本当に仲良いですよね」って良く言われていましたし。そんな私たちが、この一ヶ月間、ものすごく必死になった。今までの私たちの代にはなかったことでした。特に、通し練が始まってから先輩方の厳しいダメ出しを受け、それに拍車が掛かりました。早朝に練習を入れ、練習場所が取れていない日も自主練をし、お互いにダンスを見合って厳しく指摘しあう。
本番前夜、メンバーの一人が届けてくれた私たちの代を振り返る内容のメール。それに対して全員がコメントを返したりして。
本番当日、皆が頷いた「最後、思いっきり楽しもうね」という言葉。「楽しむ」ことは私たちの出発点であり、終着点であったのかもしれません。
同期の皆、楽しんで踊れたかな。私は心から楽しんでやったよ、って胸を張って言えます。
踊りきったその夜の打ち上げでは、思いがけないプレゼントをもらいました。スローの振り付けの先輩から、一人一人へポストカード。曲のイメージにぴったりの鮮やかな写真と、裏に書かれた先輩の想い。
そして後輩からのメッセージ集。お礼を言うべきは私たちの方なのに。本来なら私たちの代がやらなければならない(複雑な事情があって、今年は幹部学年が二年生なのです)ことを、二年生が頑張ってくれた。二年生からの一つ一つのメッセージが心に染みました。
久しぶりに泣きました。嬉しくて。そして、終わってしまったことがほんの少し寂しくて。
本当に楽しかったなぁ。最高でした。