貞源寺訪問レポ。

はい、貞源寺へ行ってまいりました。
中野区にある貞源寺には、遊撃隊・伊庭八郎の墓碑があります。

西武新宿線沼袋駅で下車。沼袋には普通列車しか止まりませんのでご注意を。貞源寺へ向かうには北口から出ます。改札を出て案内板を確認してから歩き出します。西武線沿線には「地元の商店街」を持った駅がいくつもありますが、ここ沼袋もそうでした。そんな商店街を抜けると、正面に見えてくるのがなかなかに立派な山門を持つ禅定寺。禅定寺の前を右へ曲ると住宅街に入ります。地図と照らし合わせながらてくてく歩いて(事前に調べた方が無難です。地図見ながらでないと辿り着けないと思いますので)、沼袋駅から10分程で到着。

(以下墓石の写真がありますので、苦手な方はご注意下さい)



門もご本堂も最近改修が行われたばかりなのでしょうね(ネット上に数多くある写真とはおよそ風貌が違う)。ちょうど境内の大木が紅葉していました。まずご本堂にお参りをしてから、お墓へ。


伊庭家の方々のお墓がずらりと並んでいます。一番奥が心形刀流初代、一番手前が星亨を暗殺した伊庭想太郎とその奥方のお墓です。写真のさらに手前に、平成十八年に立てられた解説板もあります。これがまた立派。伊庭八郎のお墓は手前から二番目です。

普段は墓石の写真の掲載を控えているのですが、今日は載せますね。

八郎の墓碑はお母様との連名です。戒名は「秀穎院清誉是一居士」。戒名と供に「伊庭八郎」の名も刻まれ、命日は明治二年五月十二日となっています。沖田総司の墓参をした時とよく似た感覚でした。その人が確かに存在したことが、自分の中でリアルになる瞬間。八郎の骨はここにはないのですが、それでも石に刻まれた名を見てると感じるものがあるのです。墓石の向こうに夕暮れ時のグラデーションの空を見上げ、背後で落ち葉が音を立てる中での墓参。すごく不思議な、日常から隔離された時間でした。お墓の前で手を合わせ、しばらく墓碑を眺めていたのですが、自分の心も研ぎ澄まされていくような気がしました。

こうやってお参りできるのも、管理してくださっているお寺の御陰です。本当にありがとうございます。貞源寺には、近いうちにもう一度行きたいなあ。今度は日の高い青空の下で、八郎と向かい合ってみたいなと。また違うことが心に浮かんでくるんじゃないかと思うのです。

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