さて、今日こそは見に行ってきましたよ!(笑) 二日連続で映画を見に行くなんて、とも思いますが、時間のある時、思い立った時に行かないと。渋谷はいまいち分からないので早めに家を出た結果、受付の開く10時前に着いてしまいましたが先着プレゼントのストラップを頂きました。これがとても可愛らしい。

昨日の「ミラクルバナナ」とのあまりの違いに戸惑いましたが、以下思いつき感想文です。(ネタバレ含みます)


映画というよりもプロモーションビデオを見ているような感覚。
つまり、ストーリーよりも映像の綺麗さの方が印象深かったということなんですが。構成の仕方も映画っぽくない。随所に挟み込まれる無音の世界、比喩的な背景。かなり異質な作品ではあると思います。そう、描かれた極彩色の世界はとても綺麗でした。「映像」の部分にいかにこだわったか、それが伝わってくる。

内容は難しいですね。自分の中のイマジネーションを総動員しなければならないから。モダンアートを見る時の感覚によく似ていると思います。私自身は嫌いじゃありません。後で思い返してその味わいを噛み締める感じではあるけれど。

千景(奥菜恵さん)が非現実的な存在であるのに対し、大学生二人サライ(斎藤工さん)とミチル(林剛史さん)は現実的な存在です。ただ、二人にも何かが欠けているのもまた事実。だから、映画全体から幻想的で非リアリスティックな印象を受けたのだと思います。決して交わることのない三人の感情の縺れ合い。彼らは千景を見ている、でも千景が見ているのは彼らではない。彼らに亡くした子供を重ねているに過ぎない。それはとても哀しいけれど、誰に非があるわけでもない。

映画全編に漂う「狂気」的な雰囲気。千景の存在の仕方が大きいのですが、大学生二人がその「狂気」に呑み込まれていくようなそんな印象。そして、千景は最後にユリシスに出会い、自分の目的を達成します。でも、大学生二人はその世界から抜け出したのか、それは定かではありません。最後の銃声の意味するところは何なのだろう。それは、受け手のイマジネーションで補って欲しい、ということなのでしょうね。

結局何が言いたかったのか分からない感想文になってしまいました。あーもう。感想書きは向いてないとは分かってるんですけど、何か書きたくて仕方がないんです。
ちなみに、今日の日替わりコメントは斎藤さんでした。良い声だねぇ・・・まともに聞いたのは初めてでした、実は。劇中のサライはチャラチャラした感じなので、その美声は生かし切れてないんですけど、静かに落ち着いた感じで喋ってくれると美声っぷりが遺憾なく発揮されますね。

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